工場・倉庫のアスベスト対策

塗装職人だからわかるアスベストリスクの「現場感覚」

塗装職人

アスベスト調査は、ただ資格があればこなせる仕事ではありません。
実際に現場に立ち、素材や下地を見てきた経験があってこそ、注意すべきポイントに気づけます。
当社では、塗装職人として長年現場に向き合ってきた調査者がアスベスト調査に対応いたします。

目視だけでは判断が難しい場面でも違和感を逃さずチェックします。
机上の知識だけではなく、現場の動線・実際の作業フローをふまえた視点があるから、調査の段取りにもムダがありません。

「隠れアスベスト」も
逃さずチェック!

「隠れアスベスト」とは、図面や目視では確認できず、工事中になって初めて見つかるアスベストです。

  • 天井ボードの裏側に張られていた下地材にアスベストが含まれていた
  • 塗装の下地パテや接着剤、内装材の接着層などに含まれていた
  • 二重天井の奥や壁の内部など、通常の目視調査では確認できない箇所

調査して終わりではない、実行力のある提案

実行力のある提案

現場に精通している塗装店だからこそ、調査結果を活用した対策内容のご提案が可能です。

  • 調査から除去や封じ込めのご提案、施工手配までワンストップで対応
  • 工事の流れや安全対策をふまえた、現実的で実行可能なプランをご提案
  • 調査結果を活用しながら、建物の使用状況や予算、スケジュールを柔軟に考慮

報告書の精度・対応スピードに自信あり

報告書の様子

「報告書の質」は「信頼の証」。あとから差が出る部分に力を入れています。

  • 会社の信頼やコンプライアンス力を失わない高品質な報告書
  • 行政、元請け、施主など、誰が見てもわかりやすい報告書を迅速に作成
  • 現場写真、部材ごとの分析内容も丁寧に記載、問い合わせにも随時対応

「一般建築物石綿含有建材調査者」の有資格者が現地を調査

法改正により「有資格者による
アスベスト事前調査・報告」が義務化

現在、建物の解体・改修工事を行う前には、石綿(アスベスト)の有無を「建築物石綿含有建材調査者」、又は令和5年9月30日までに日本アスベスト調査診断協会に登録された有資格者が調査し、報告することが義務化されています。
工事の着工前に調査報告が必要なケースもあり「知らなかった」「調査が遅れて工事が止まった」というトラブルも実際に起きています。

建築物石綿含有建材調査者講習修了証明書

法令に則ったアスベスト調査を行います

  • 「一般建築物石綿含有建材調査者」の有資格者が現地を調査
  • 結果に基づき、適切な分析機関での検査・報告書作成を実施
  • 元請け業者や行政提出にも使える、正確な調査資料をご提供

法令に準拠した手順で、確実かつ安全に対応いたします。

除去工法

除去工法

石綿(アスベスト)は、完全に除去しない限り、将来的な飛散リスクを完全にゼロにはできません。
当社は、法令に則った安全な手順によるアスベスト含有建材の撤去工事に対応しています。
改修や設備更新の際など、構造体の一部に触れる工事の前には、アスベスト撤去が必要になるケースも。
現場ごとの状況を正確に見極め、無理のない工程と費用で、丁寧に対応いたします。

撤去工法が適しているケース
  • 今後、改修・増築の予定がある
  • 施設内の設備の更新時にアスベストが露出する恐れがある
  • 建物の老朽化が進み、長期的な安全性に不安がある
  • 資産管理上の心理的負担を減らしたい場合にも推奨いたします
廃棄処理

アスベスト含有建材を撤去したあとは、廃棄物としての適正処理が欠かせません。

当社では、除去作業後に発生したアスベスト廃材を、法令に基づき厳密に区分・梱包・運搬し、最終処分場まで責任をもって対応いたします。
また、マニフェスト(産業廃棄物管理票)による処理記録の管理にも対応しており、お客様側での記録保管や法令順守にもスムーズにご協力可能です。
調査から撤去・処分までワンストップで対応できる体制があるからこそ、安全かつ効率的に、建物のアスベストリスクを取り除くことができます。

安全第一で、あとから問題にならない工事をお約束いたします。
アスベストの撤去は、どうしても通常の工事に比べて費用も時間もかかる作業です。
ただし、その分根本からリスクを取り除けるという大きな安心があります。
当社では、現場の状況やご予算を踏まえたうえで、ベストな選択肢をご提案しております。

封じ込め工法(エンカプスレーション工法)

封じ込め工法(エンカプスレーション工法)

既存のアスベスト建材を壊さずに残したまま、表面を薬剤で固定・被覆することで粉じん飛散を防ぐ方法です。産廃処理が不要なため、除去工法に比べて費用を抑えられ、短期間で施工が可能です。当社では、建材の劣化具合や建物の利用状況を踏まえた上で、安全性とコストのバランスが取れる最適なプランをご提案します。

封じ込め工法が適しているケース
  • 天井や壁のアスベスト建材を撤去せず、使用を継続したい場合
  • 軽微な補修や設備更新など、建材を大きく壊さない工事を行う場合
  • 稼働中の施設で、操業を止めずに短期間での対応が求められる場合
  • 建材の劣化が軽度で、封じ込めによる固定で十分にリスク管理できる場合

封じ込め工法は、撤去以外の選択肢として効果を発揮します。
ただし、将来の解体や大規模改修時には再度対応が必要になるため、建物のライフサイクルを見据えて判断することが大切です。
当社では、中長期的な視点を踏まえてご提案しております。

囲い込み工法
(カバー工法)

囲い込み工法(カバー工法)

アスベストが使われている建材でも、飛散のリスクが低く・壊す予定がなければ、
無理に撤去せずに囲い込み(カバー)によって安全性を確保する方法もあります。
当社では、建材の劣化状況や施設の使用状況をふまえたうえで、現実的かつ安全な対策として、カバー工法の提案・施工にも対応しています。

カバー工法が適しているケース
  • 天井や壁のアスベスト建材を壊す予定がない場合
  • 設備更新や軽微な改修で、建材に手を加えない工事を予定している場合
  • 稼働中の工場・倉庫で、なるべく短期間での施工が求められるケース
  • 老朽化の程度が軽く、封じ込めによるリスク管理が現実的な場合

「壊さずに囲い込む」というこの工法は、現実的で効果的な選択肢になる場合も多いです。
ただし「何でもカバーすれば安心」というわけではありません。
建材の状態や将来の工事計画を見据えながら、安全とコストのバランスが取れる方法をご提案いたします。

  • 「塗装だけの予定だったが、下地の傷みで一部撤去が必要になり、アスベストが不安」
  • 「調査が必要だと言われたが、誰に・何を頼めばいいかわからない」
  • 「建物が古く、図面もなく、どこにアスベストが使われているのかわからない」

ご不安を抱えていらっしゃるご担当者様は、ぜひ一度ご相談ください!

当社では、有資格者が現地を丁寧に確認し、現場の状況に即した「必要な調査だけ」をご提案します。調査後の対応も含め、改修全体を見据えた現実的なプランをご提案できるのが強みです。

調査する様子

「とりあえずアスベストの有無だけ確認したい」「どこまで対策が必要かを知りたい」
といった段階でも、調査のみのご依頼をお受けしています。
工事の規模にかかわらず、計画前の不安を解消する第一歩として、お気軽にご相談ください。

提案と説明する様子

図面がない、老朽化が進んでいる、増改築を繰り返している――。
そういった複雑な現場でも、建材の特徴や建物構造の知識をもとに、
的確に調査範囲を判断します。
ムダな調査や過剰な見積もりを避け、実際に必要な対応を明確にします。

工場の稼働状況に合わせた柔軟なご提案

アスベストの有無や調査結果に応じて、稼働状況への影響を最小限に抑える施工方法を
ご提案します。
塗装・外装・内装など、アスベスト対策後の工程との兼ね合いも踏まえ、現実的で実行しやすい内容に調整いたします。

一級建築塗装技能士

一級建築塗装技能士

一級建築施工管理技士

一級建築施工管理技士

マンション改修塗装技能士1級

マンション改修
塗装技能士1級

雨漏り鑑定士

雨漏り鑑定士

一般建築物石綿含有建材調査者

一般建築物石綿含有
建材調査者

外壁仕上一級技能者

外壁仕上一級技能者

アスベスト調査の義務を怠ると工事中断?工場・倉庫の改修は一括対応業者へ!
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スタッフ

工事後も安心してお過ごしいただけるよう、最長15年の自社保証を付帯しております。万が一不具合が発生した場合には、無償で迅速に対応いたします。

保証制度

共同住宅(マンション・アパート)で一定条件を満たす工事については、第三者機関による保証制度をご利用いただけます。

点検の様子

工事完了後は、1年、3年、5年、7年、10年ごとにご連絡を差し上げ、定期点検を実施しています。不具合が生じた場合でも早期対応が可能です。

鉄部の防錆塗装の様子

工場や倉庫の屋根・外壁には金属が多く使用されているため、定期的に防錆塗装を施すことで、美観を保ちつつ劣化を防止いたします。

シーリング補修の様子

屋根や外壁のシーリングにひび割れや剥がれがあると、隙間から雨水が入り込み雨漏りにつながる恐れがあるため、補修工事を行います。

波板屋根

波板屋根に破損や欠け、錆の進行による穴あきが見られる場合は、波板屋根1枚単位での交換が可能です。

屋根板金の補修の様子

屋根板金にサビや穴あき、浮きが確認される場合、雨漏りのリスクが高まるため、早急に補修または交換を行います。

雨どい

雨どいに破損や詰まり、傾斜の不具合が確認された際は、補修または交換の対応を推奨しております。

穴のあいた屋根

工場の屋根や外壁、配管などに穴あきが見つかった場合、雨漏りや異物の混入、構造の劣化を招く恐れがあるため、早急な対応が求められます。

門扉

会社の顔とも言える門扉を塗装で美しく保つことで、施設全体の印象がより良くなります。

シャッター

シャッターは錆びると開け閉めしにくくなり、やがて穴があいてしまいます。定期的に防錆塗装を行うことで、未然にトラブルを防止します。