

050-7586-3757
営業時間:9:00〜18:00 土日祝日も対応
大阪府堺市にあるN社の倉庫にて、塗床工事が完工しました。
光沢のある仕上がりなので掃除がしやすく、見た目にも美しく仕上がっています。
お問合せをいただき、まずは現場調査へ伺いました。現場調査では床の劣化症状などの状態確認、施工面積の実測、ご要望等のヒアリングを行っています。
劣化症状は塗膜の剥がれや膨れ、摩耗、変色などが見られました。これらの症状を放置すると劣化箇所から水や油が浸入し、下地のコンクリートを傷めてしまいます。更に下地が劣化すればカビや雑菌が繁殖する恐れも。そのため、定期的に塗り替え、保護し直す必要があります。
膨れや汚れを残した状態で床塗装をしてしまうと、密着不良を起こしてしまうため、専門の機械や手作業で剥ぎ取り、下地調整を行いました。
ゴミやホコリも残っていると、下地と塗膜の間に邪魔が入り、見た目は悪いですし塗膜はすぐに剥がれます。そのため、エアブロアーを使って清掃をしました。
下塗りには水系ボウジンテックスシーラー(水谷ペイント)を使用しました。塗り替えに適した下塗り材で、旧塗膜への付着性に優れており、溶剤臭がないのが特徴です。
複数人で分担し、一気に塗り進めていきました。水系ボウジンテックスシーラーの乾燥時間は最低2時間です。しっかり乾燥していることを確認してから、次の工程に進みます。
下塗り後、上塗りを2回行います。上塗り塗料には水系ボウジンテックスアルファ(水谷ペイント)が採用されました。倉庫や工場の他、事務室、ロビー、廊下、階段など様々な場所に適用する床用塗料です。
上塗り2回で厚みのある塗膜を形成しました。外部でも耐えられるほどの高い耐久性を持つので、これでしばらくは安心です。色は既存の色に近しいものをお選びいただいています。
全体はローラーを使ってスピーディに塗布していますが、隅の方は刷毛を使ってより慎重に塗り上げています。
分電盤の前はテープではなく、塗装でラインを作っています。テープよりも剥がれにくいので長持ちします。
最後にお客様にもお立会いいただき、気になるところやご不明点がないかご確認をお願いしました。美しくなった倉庫をご覧になり、大変満足いただけているご様子でした。
このように光沢のある仕上がりになったことで清掃がしやすく、耐久性を重視して施工したので傷も付きにくくなりました。ホコリやチリの舞い上がりも防げるので衛生面も向上しています。
倉庫や工場の床塗装が劣化した状態が続くと、安全性・衛生面・コストなどの各面でトラブルが発生する恐れがあります。
ひび割れや膨れ、剥がれ、汚れといった症状が目立ってきたら、できるだけ早めに専門業者へ点検をご依頼されることをおすすめします。
当社、(株)中山建装は人や重機の通行量、特殊な設備や薬品の使用など、環境に応じた塗床材を選定し、熟練の職人による高い技術で質の高い施工を行います。
まずはお電話、またはメールにてお気軽にお問合せくださいますと幸いです。
CONTACT