外壁がひび割れたらどうなる?クラックを起こす原因と対策について
投稿日:2024年2月6日
大切なお住まいも年数が経つにつれて様々な症状が発生してきます。
その劣化症状の中でけっして見過ごしてはいけないのが「クラック」です。
クラックの中には耐震性に関わる緊急性の高いものもあります。
大事なことは、そのまま放置せず、適切な処置を行うこと。
本日は、外壁に発生するクラックとはなにか、原因や対応についてご説明いたします。
ぜひここでお伝えする内容を押さえて、大切なお住まいの維持管理に役立ててください!
【外壁のひび割れ(クラック)は大丈夫?】
クラックとは外壁に発生したひび割れを意味します。
外壁は建物を構成する主要な構造体です。
その構造体にクラックが起きてしまっているということですから、当然、建物の強度にも影響を与えます。
詳しくは後述しますが、軽微なヘアークラックなら被害は塗膜内で抑えられているため構造に影響しません。
ですが、外壁内部まで被害が及んだ場合、非常に緊急性の高い状態となります。
緊急性の高いクラックを構造クラックと呼びます。
構造クラックが発生していると外壁の強度が低下して地震に弱い建物になってしまいます。
クラックはその他にもいろいろとリスクを引き起こします。
水が内部に流れ込み雨漏りを引き起こすリスクが高くなり、二次被害でシロアリを寄せ付ける可能性もあります。
また、雨漏りが起きると室内が濡れて内装材や家具の汚損、家電の故障などの被害も起きます。
建物全体の修理が必要となりますから、工事費の負担も大きくなってしまうでしょう。
このように外壁にクラックが発生することで被る被害はとても大きいです。
ですから、もし外壁にクラックが発生していた場合は、そのまま放置せずに速やかに適切な対応をとること。
クラックを放っておくと被害を広げてしまうので、絶対に放置することはやめましょう。
【クラックを起こす原因】
クラックが発生する原因は様々ですが、主にこちらの3つが考えられます。
・施工不良
・経年劣化
・不同沈下または地盤沈下
この中で最も多いのが経年劣化で発生するクラックです。
建物は常に風雨などにさらされて年数が経つにつれて劣化も進みます。
また、建物は風や地震、車や電車の振動などで毎日衝撃を受けている状態です。
日常的に受ける負荷が積み重なって外壁にクラックが発生してしまうのです。
モルタル外壁などの硬い外壁材は、クラックを起こしやすいので注意しておきましょう。
施工不良で発生するクラックは、新築から比較的に早い時期に発生します。
新築は瑕疵担保責任保険により、瑕疵による損傷を10年間保証しています。
もし、10年未満にクラックが発生した場合は施工不良を疑い、建築してもらった業者に問い合わせましょう。
不同沈下や地盤沈下が原因してクラックが発生する場合もあります。
これらが起きる原因は様々でして、荷重が偏っている、地盤強度不足などが考えられます。
基本的に建物を残して地盤を元に復旧することは困難なため、対策を専門業者にご相談ください。
【クラックとは?構造クラックとヘアークラックの区別】
クラックは「ヘアークラック」と「構造クラック」の2つに区別されています。
それぞれのクラックの違いについてご説明いたします。
【緊急な対応が必要な構造クラック】
構造クラックは、幅0.3mm以上、深さ5mm以上で発生しているクラックのことです。
外壁内部まで亀裂が入っている状態なため、耐震性に関わる緊急性の高い状態です。
外壁平面以外に窓などの開口部でも発生しやすく、雨漏りを引き起こすリスクがあります。
【軽微な損傷だけど放置は厳禁!ヘアークラック】
ヘアークラックは、幅0.3mm未満、深さ5mm未満で発生している比較的に軽微なクラックです。
クラックは塗膜内でとどまっているため、建物の強度には影響しません。
主に経年劣化や施工不良を原因とすることが多く、施工に問題がある場合は他のところにも影響を与えますので、早めに施工した業者にお問い合わせください。
また、水が染み込みやすくなり、外壁そのものにダメージを与えてしまっている状態です。
放っておいてしまうといずれ構造クラックに発展する可能性がありますので、早めに対処しておきましょう。
症状が軽いうちなら下塗り剤やコーキングなどで簡単に補修できます。
外壁塗装が剥がれてしまう原因についてはこちらの「外壁塗装が剥がれてしまうのはどうして?原因と補修方法を解説します!」をご覧ください。
【クラックはプロに診断してもらいましょう!】
クラックは目視だけで判断できるものではありません。
一見すると浅いクラックのように見える場合も内部まで被害が及んでいることがあります。
このような目視で確認できないところをどうやってチェックするのか……。
それは打診棒という道具を使ってクラックの度合いを確認します。
打診棒とは先端がボールのように丸くなっており、調査対象を叩いて状態を確認します。
クラックが内部まで被害を受けていると、打診棒で叩いた時に鈍い音がします。
鈍い音が響く理由は、クラックによって外壁に隙間が生じ、音が反響してしまうからです。
外壁が正常な場合は、カチカチと高い音がします。
あきらかな大きなクラックであればともかく、たとえ小さかったとして外壁内部にクラックが生じているところを見逃すわけにはいきません。
建物の強度に関わることなので、精密な診断が必要です。
お施主様ご自身だけで判断するのではなく、詳細はプロに診断してもらうことをおすすめします。
【建物のお悩みなら中山建装にご相談ください!】
ヘアークラックのように軽微な状態ならそこまで心配する必要はありません。
ですが、構造クラックのように建物の強度に関わる症状が発生している場合は、放置せずに早めに対処しましょう。
クラックの大きさは目視だけでは正確に判断できません。
詳細はプロの診断が必要ですから、もしクラックを見つけた時は一度専門業者に状態を見てもらうことをおすすめします。
中山建装は無料で建物診断を行っております。
診断後、建物の状態や必要な工事について詳しくご説明をさせていただきますので、お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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