窓まわり(開口部)のコーキングは必要?

投稿日:2025年2月24日

コーキングは建物の防水性を保つ重要な役割を担っています。雨漏りにつながる大事なところですので、しっかりとメンテナンスを行なって状態を保っておきましょう。

本記事では窓まわりのコーキングについて解説いたします。窓は外壁をくり抜いた構造になっているため、雨漏りを起こしやすいということはご存知でしょうか?窓からの雨漏りを防ぐにはコーキングがキーポイントです。

ぜひこちらでご紹介していることを押さえて、窓からの雨漏りを防ぎましょう。

窓まわりは定期的にコーキングの打ち直しが必要

窓まわり(開口部)のコーキングは必要?

窓は外壁をくり抜いて設置してあります(玄関も同様です)。窓は開口された外壁に防水テープと防水紙で雨仕舞いし、そこにサッシ枠をはめ込み、さらに防水テープで水が入らないように処理してから外壁を張る構造です。

言葉だけだと分かりにくいかもしれませんが、窓内部の防水は防水紙と防水テープで保ち、外側はコーキングで防水しています。つまり窓まわりのコーキングが劣化すると内部に水が入り込み雨漏りのリスクが高まることになります。

コーキングは太陽の紫外線などが原因して経年劣化します。いつまでも防水性を保つわけではありませんので、防水性を保つために定期的にコーキングの打ち直しが必要です。

コーキング工事についてはこちらの「コーキング(シーリング)工事とはどんな工事?」もご一緒におすすめします。

窓から雨漏りする原因

窓まわり(開口部)のコーキングは必要?

窓から雨漏りする原因は、上記でお伝えしたようにコーキングの劣化が一つに挙げられます。ただし、コーキングの劣化だけが雨漏りする原因ではありません。外壁内に流れた水が、さらに内部に流れないのは防水紙や防水テープが機能しているからです。

ですから、窓から雨漏りした場合は、コーキングと同時に防水紙や防水テープも劣化しているということになります。防水紙や防水テープまで機能していないとなると工事も大規模になります。

コーキングの劣化だけならすぐに雨漏りすることはありません。まだ、被害が小さいうちに対処することが大切ですので、適切なタイミングでコーキングを打ち直して雨漏りを予防しましょう。

雨漏りについてはこちらの「雨漏りはどこから?発生場所と症状を解説」をご覧ください。

メンテナンスが必要なコーキングの劣化症状

窓まわり(開口部)のコーキングは必要?

一般的なコーキングは10年くらいが耐用年数です。
劣化してくるとこのような症状が出てきます。

・変色
・ひび割れ
・剥離
・縮み

コーキングは経年劣化で柔軟性を失い隙間が生じてきます。窓から水が流れ込みやすくなり、防水紙や防水テープの劣化が早まり、やがて雨漏りへと発展します。

前述したように、防水紙や防水テープまで劣化すると外壁を張り替えるなど大規模な工事が必要です。「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と安易に考えてコーキングの劣化を放置することは雨漏りのリスクを高めることになってしまいます。

雨漏りするということは、内部の防水紙や防水テープがダメになっているということですから、まだ雨漏りしていない段階でメンテナンスをすることがとても重要なのです。

コーキングの種類とおすすめのコーキング

窓まわり(開口部)のコーキングは必要?

コーキングはいくつか種類があり、それぞれ特徴が異なります。

【シリコン系】
耐水性・耐熱性に優れていますが、塗装不可なため塗装を行う際は不向き

【変成シリコン系】
シリコン系の塗装できないデメリットを改善したコーキング。
耐熱性も優れており、外壁塗装や屋根塗装では一般的に用いられています。

【ウレタン系】
弾力のある柔軟性が特徴です。サイディングやALCの目地によく使用されます。
紫外線に弱いため、充填後に塗装することが必須です。

【アクリル系】
耐久性は低いですが、費用が安く、外にさらされない内装によく使われています。

外壁塗装や屋根塗装では「変成シリコン系」や「ウレタン系」が一般的に使われています。塗装する予定がなく、後からガラリや防水コンセントを設置する場合は「シリコン系」を使うこともあります。「シリコン系」は塗料を弾いてしまうので、塗装するときは除去している必要がありますのでご注意ください。

窓まわり(開口部)のコーキングは必要?

一般的なコーキングは柔軟性を保つために可塑剤を含んでいますが、次第に機能が低下して硬質化してきます。10年ほどが耐用年数ということで、近年の塗料の耐用年数を考えると少しものたりません。

当店では耐久性の高いオートンイクシードをおすすめしております。オートンイクシードは可塑剤を配合せずに長期にわたって柔軟性を持続する特徴があります。なんと耐用年数は約20〜30年と高い耐久性を発揮します。

塗装は大丈夫でもコーキングのほうが先に劣化してしまうとメンテナンスする頻度が増えてしまうので、コーキングをメンテナンスする際は、耐久性の高いオートンイクシードをご検討してみてください。

オートンイクシードについてはこちらから

雨漏りを予防する窓まわりのコーキング

窓まわり(開口部)のコーキングは必要?

窓まわりのコーキングは雨漏りを予防する大事なメンテナンスです。外壁塗装ではコーキングも一緒にメンテナンスするのが一般的ですので、窓まわりのところも忘れずに行いください。

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