外壁塗装の「中塗り」と「上塗り」の違いとは何か?
投稿日:2026年2月27日 更新日:2026年2月28日
もくじ
外壁塗装の工程は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りで行うのが基本です。もしかすると、はじめて外壁塗装をされる方は、「なぜ3回も塗るのか」「同じ塗る工程なのに何が違うのか」といった疑問を持たれるかと思います。
「下塗り」については、ここでは簡単なご説明になりますが、シーラーやプライマー、フィラーなどの下塗り材を塗る工程が下塗りでして、下地への密着性を高めるなど、下地調整を主な目的に置くのが「下塗り」です。
それでは本題の「中塗り」と「上塗り」について、これは上塗り塗料を2回に分けて塗る工程です。ですが、単に同じ作業を繰り返しているわけではありません。
本記事では、外壁塗装の工程にある「中塗り」と「上塗り」について詳しく解説いたします!
なぜ同じ塗料を2回塗り重ねる必要があるのか
外壁塗装の「中塗り」と「上塗り」は、「上塗り1回目」「上塗り2回目」と呼ばれることもあります。これは単に回数を表す場合もあり、下塗りせずに上塗り塗料を塗る場合も「下塗り・上塗り」もしくは「上塗り1回目」「上塗り2回目」と呼んでいます。少し紛らわしいですが、外壁を塗装する場合は、下地への密着性を高めるために、はじめに「下塗り」するのが基本です。
下塗りについては以下のページで詳しく解説しています。
それでは「中塗り」と「上塗り」についてご説明します。この工程は、上塗り塗料を2回に分けて塗る工程です。なぜ2回に分けるか、その理由は主に2つあります。「一つめは塗料には塗布量が決まっていること」「二つ目は塗膜に厚みを確保すること」です。
塗料は1回塗っただけでは塗膜が非常に薄く、目に見えないほどの小さな穴が開いていたり、塗りムラがあったりします。塗膜が薄い状態では、太陽光からくる紫外線や雨のダメージを十分に防ぐことができず、数年で塗装がダメになってしまいます。
そのため、決まった塗布量の範囲で「中塗り」を行い、乾燥後に「上塗り」でメーカーが推奨する塗膜厚を確保して塗装を完成させます。塗料は半製品と呼ばれており、まだ塗られていない状態は未完成です。ここで正しく塗装することで、はじめて塗料は完成します。
メーカーが記載する公称値は、指定する施工マニュアルに従って仕上げることが前提にあり、施工方法に誤りがあると公称値よりも短い期間で塗装が剥がれる可能性があります。
下塗り塗料と上塗り塗料(中塗り・上塗り)は何が違うのか
冒頭でもお伝えしましたが、「下塗り」はシーラーやプライマー、フィラーといった下地調整を目的に塗る下塗り塗料を塗る工程です。外壁のようにムーブメント(熱による膨張・収縮や地震、車が通る振動などの動き)があるため、しっかりと外壁に塗膜が密着していなければなりません。この塗膜を密着させることが「下塗り(下塗り塗料を塗る工程)」の主な目的です。
「中塗り」と「上塗り」で塗る塗料は上塗り塗料もしくは仕上げ材と呼んでいます。この塗料にはウレタン塗料やシリコン塗料、フッ素塗料、無機系塗料などいくつか種類があります。お客様に選んでいただくのも、この上塗り塗料です。
上塗り塗料には、「風雨や太陽光などの外的要因による劣化から建物を保護すること」「建物の美観性を保つこと」「防藻・防カビ性など機能を付加させること」という3つの役割があります。外壁塗装は建物を長く持続させることが目的で行いますが、その効果の中心となるのが「上塗り塗料」です。
失敗しないために守るべき「乾燥」と「塗り方」のルール
塗装の品質は、「下塗り」「中塗り」「上塗り」と正しい工程を守ることの他にも「塗装後に乾燥させる時間を置くこと」も重要なポイントです。塗料を塗った後に乾かす時間を「乾燥時間」といいます。
塗装後はまだ硬化していない状態です。塗膜に水分が残る状態で塗料を塗り重ねると、中に閉じ込められた水分やガスが原因で、塗膜が膨れたり、剥がれたりします。特に夏場の湿気や冬場の朝露には注意が必要で、雨が降っていなくても湿度が85%を超えるような時は、無理に塗らずに作業を止めるのが現場の正しい判断です。
塗装においての乾燥時間は、塗料の施工マニュアルにしっかりと記載されています。天気や時期によっても塗料が乾く進捗に変動があるため、状況を的確に判断し、施工不良につながらない乾燥時間を設けることが大事です。
正しく施工されたかを確認する「最終点検」と「写真報告」の徹底
塗装は数時間、数日と比較的に短い期間で問題が起こるとはかぎりません。実は3年、5年と経ってから塗膜が剥がれてきたり、膨れてきたりすることがあります。ある程度の年数が経っていると、業者に頼みにくいと思われる方もいらっしゃいますが、現在の塗料は高性能になっており、10年以上は耐久するものがほとんどです。10年未満で塗装が剥がれてくる場合は、何らかの施工不良または不具合が疑われますので、迷わずに工事を依頼した業者にご相談してください。
工事がルール通りに行われたかを確認するのに、足場を撤去する前の「最終点検」や「施工写真の提出」が非常に重要です。「最終点検」は塗り残しや塗料が跳ねてしまっているところなどの確認も大事です。
「施工写真」は下地処理や下塗りなどの隠れてしまう工程を確認するのに有効です。塗装が仕上がった後では、その前の工程は隠れてしまうので、正しい工程で塗装されているか分かるように、施工写真を撮ってもらいましょう。また、「施工写真」は次の塗り替え時でも役立ちます。十数年後の塗装のために、資料として大切に保管してください。
まとめ
いかがでしたか?ここまで外壁塗装における「中塗り」と「上塗り」についてお話しさせていただきました。まず、外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りで行われることが基本ということをぜひ押さえておいてください。
そして、
下塗り:シーラーなどの下塗り塗料を塗る工程
中塗り:上塗り塗料1回目を塗る工程
上塗り:上塗り塗料2回目を塗る工程
ということをポイントに覚えておきましょう。
下塗り塗料も上塗り塗料も決まった回数を塗れば大丈夫というわけではないこともお気をつけください。塗料の性能を最大限発揮するには、塗装回数ではなく、必要な塗膜厚を確保されていることです。決められた塗装回数を塗っていたとしても塗膜が薄ければ性能が落ちてしますので、塗装後の塗膜の状態を見て、適切に判断していくことが大事です。
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