外壁塗装の基礎知識:
下塗りとは?役割と塗装工事を成功させるポイントを解説
投稿日:2026年9月30日
塗装というと「塗料を塗るだけ」というイメージを持っていませんか?
「塗装はよくDIYでも紹介されているし、塗料もホームセンターで買えるから誰でもできる」
そう思われていましたら、それは大きな誤解です。
たしかに塗装は塗料を塗る作業ですが(実際には下地処理などの作業も)、ただ塗料を塗ればいいというものではありません。塗装工程にはちゃんとした決まったルールの元で塗料を塗っています。
そこで重要なポイントとなるのが「下塗り」です。外壁塗装では、下塗りが必須と言っても過言ではありません。塗装が仕上がった後だとわからなくなる工程のため、手抜きにつながりやすい「下塗り」。しかし、そのたった一つの工程が抜かれているだけで、塗装の品質はガクンと落ちてしまうでしょう。
本記事ではこれから外壁塗装をご計画されている方に向けて、外壁塗装の下塗り工程について詳しく解説いたします!
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本
外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本工程です。下塗りは下地と塗料の密着性を高めるための土台づくり、中塗りと上塗りは同じ塗料を2回重ねることで色ムラをなくし、耐久性のある塗膜を形成します。
・下塗り:下地と塗料の密着性を高める。下塗り塗料を使用
・中塗り・上塗り:保護する塗膜を形成し、耐久性を高める。上塗り塗料を使用
この3回塗りをきちんと行うことで、塗料本来の性能が発揮され、美観と耐久性を確保できます。どれか1つでも省略してしまうと、後々の不具合につながりやすくなるため注意が必要です。
外壁塗装の流れについては以下の記事で詳しく解説しております。
下塗りとはどんな工程?
下塗りの役割
下塗りの最大の役割は「密着性の向上」です。外壁の下地(下地とは塗装する面のこと)はコンクリートやモルタル、サイディングなどさまざまで、それぞれ材質や劣化状態が異なります。下塗り塗料は下地に浸透・密着し、その上に塗る上塗り塗料との接着剤のような役割を果たします。
また、下地の吸い込みを均一にすることで、上塗り塗料の発色や仕上がりのムラを防ぐ効果もあります。
フィラーを使用する場合、下地への追従性を高めることができ、クラックを防止します。ただし、窯業系サイディングなど、外壁材と塗料の相性があります。
適用しない外壁材では塗膜の膨れなどの施工不良につながるため、下塗り塗料も適切な材料選定が重要です。
下塗りで使用する塗料
下塗りには、下地の種類に応じて「シーラー」「プライマー」「フィラー」といった専用塗料を使い分けます。
・シーラー:下地への浸透性が高く、吸い込みの激しい外壁に効果的です
・プライマー:金属系の下地に多く使用され、錆止め効果を持つものもあります
・フィラー:ひび割れやくぼみを埋める補修性の高い塗料で、下地の凹凸が目立つ場合やクラックを起こしやすい外壁材に選ばれます
下塗り塗料は基本的に業者側で決めます。状態や素材に応じた適切な下塗り塗料を選定するには、事前に建物の状態を調べていなければなりません。
中山建装ではお客様からご相談をいただいた際に必ず現場調査を実施しており、条件に沿った塗料の選定と工事プランをご提案しております。
外壁塗装は下塗りが必須!下塗りなしのリスク
工期短縮やコスト削減を目的に、下塗りを省略する業者が残念ながら存在します。しかし下塗りを省略すると、どんなに高性能な塗料でもしっかり密着せず、数年で塗膜の剥がれや膨れ、クラックを発生させるリスクが高まります。
せっかく費用をかけて塗装しても、耐用年数が大幅に短くなってしまうため、下塗りは決して省略できない必須工程なのです。
塗装が仕上がった後ではわからない下塗りの落とし穴
厄介なのは、下塗りの手抜きは完成後の見た目だけでは判断できないという点です。上塗りまで終わってしまえば、どんな下塗り塗料を使い、どれだけ丁寧に施工したかを外観から判断することは難しいでしょう。数年後に不具合が出て初めて、下塗り不良が発覚するケースも少なくありません。
このような「見えない手抜き」を防ぐためにも信頼できる業者に塗装をお願いすることが大切です。外壁塗装を実施する際は、見積もりを1社に絞るのではなく、2〜3社くらい声をかけ、相見積もりを行いください。
業者選びについては以下の記事で解説しております。
塗装工程がわかるように作業報告と施工写真を徹底しましょう!
下塗りの品質を担保する上で有効なのが、各工程での作業報告と施工写真の記録です。信頼できる業者であれば、下塗り前の下地の状態、下塗り塗料の状況、乾燥時間の確保など、工程ごとの写真をお客様に提示してくれます。
施工写真があれば、見えなくなってしまう下塗り工程も後から確認でき、万が一の不具合発生時にも原因究明がしやすくなります。契約前に「工程写真を提供してもらえるか」を確認しておくことをおすすめします。
中山建装では、お客様が安心して工事を任せていただけるように、毎日の作業報告を徹底しております。工事後には施工写真をお渡ししており、アフターフォローの体制も万全なので、工事後のこともご安心ください。
外壁塗装における下塗りは、仕上がりの美観だけでなく建物の耐久性を左右する非常に重要な工程です。下地に合った塗料選びと丁寧な施工があってこそ、中塗り・上塗りの効果が最大限に発揮されます。
中山建装では建物診断や見積もりを無料で実施しております。これから外壁塗装をご計画されている方は、ぜひ当店にお任せください。お客様のご期待に応える高品質な塗装工事をご提供いたします!
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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