雨どい、こんな症状が出たら要注意!

投稿日:2019年3月14日  更新日:2023年9月27日

雨どいは建物の大事な設備の一つ。

その役割は屋根から流れてくる雨水を下に排水すること。

 

雨どいは新たに取り付けるものではありませんから、あって当然というような感じかもしれません。

しかし、もし雨どいがなかったらとどうなってしまうか想像できますか。

 

雨どいがないと屋根からドバドバと滝のように雨が落ちてきてしまい、建物の劣化を早めるだけでなく、騒音で近隣トラブルに発展してしまう危険性もあります。

 

雨どいも建物を正常に保つために重要な役割を担っておりますので、しっかりメンテナンスを行いましょう!

本日は雨どいの劣化症状や劣化原因、交換時期についてお伝えします!

 

 

【①こんな症状が出たら要注意】

さて、それでは雨どいの劣化症状についてご説明していきますね。

雨どいは様々な部材がありますが、こちらではメインの部材である「軒樋(のきどい)」と「集水器」の劣化についてご紹介します。

主に症状が出やすいのこれら2つの部材ですから注意しておきましょうね!

 

雨どい(軒樋)の症状
・軒樋のゆがみ
・軒樋のたわみ
・軒樋の脱落
・軒樋の取付位置不良
・支持金具が曲がりや壊れ
・軒樋の詰まり

集水器(上合)の症状
・集水器の脱落
・集水器のズレ
・竪樋とつなぐ集水器のエルボの脱落
・集水器からの雨漏り
・集水器の割れ

 

【②雨どいの劣化と原因】

つづいて雨どいの劣化原因についてご説明していきます。

現在、戸建住宅に使用される雨どいは、塩ビ製が主流です。

 

塩ビとは「塩化ビニール」のことでして、柔軟性があり、強度も優れています。

しかし、まったく劣化しないというわけではありません。

 

塩ビ製の雨どいも状態に応じてメンテナンスが必要なので、メンテナンスが必要なサインを見逃さないようにしましょう。

 

【詰まり】

雨どいは高い位置にあるため、状態がどうなっているか分かりにくいかもしれません。

ですが、それが劣化を見逃す盲点なのです。

 

屋根側面(鼻隠しまたは軒先)に取り付けてある軒樋(のきどい)や集水器は、カバーなどで覆われているわけではないため、落ち葉や砂埃が中に溜まり、水を堰き止めてしまいます。

 

ゴミが溜まると水の流れが悪くなりますから、そのまま放っておいてしまうと雨どいから水が溢れてきてしまいます。

外壁や基礎、地面のところで水気が多くなってしまうため、コケやカビも発生しやすくなってしまうでしょう。

 

植栽やまわりに林があるお家は落ち葉入りやすい環境です。

また、鳥が巣をつくるために枝やビニールなどを運んでくることもあります。

 

他にも虫や動物の死骸、風にとばされてきたゴミなども雨どいを詰まらせる原因です。

雨樋の中で溜まったゴミの重みで雨どいが歪んでしまい交換が必要になってしまうこともあります。

形状からどうしてもゴミが入ってしまうため、正常に機能させるために定期的に点検・清掃をすることが大事です。

 

【ゆがみ】

雨どいは突風や台風などが原因でゆがんでしまうことがあります。

昨年、大きな被害を受けた台風21号や24号は記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

 

当社も台風直後はお問い合わせが増え、建物の状態を見させていただくと軒樋が飛ばされてしまったというお客様が多くいらっしゃいました。

 

飛ばされ、落下してしまった雨どい

 

また、雪が滑り落ちて軒樋に被害を受けてしまうケースもあります。

屋根に積もった雪はそうとうな重量になりますので、雨樋の破損だけでなく、落雪事故にも注意しなければなりません。

 

強風や落雪などの原因で雨どいが歪んだ場合、雨水の流れが悪くなったり、水が溢れてきます。

上記でお伝えしたように、雨どいの水漏れは、建物が汚れ、劣化を早めます。

 

また、落ちてくる水の音が騒音になり、近隣トラブルに発展してしまうでしょう。

ご自宅の問題だと安易にとらえるのではなく、ご近隣の方にも影響してくるということを忘れないようにしましょう。

もし、雨どいに不具合がある場合は、被害が大きくなる前に早めに修理することをおすすめします。

 

中山建装は雨どい工事も承っておりますので、メンテナンスのことで気になること、ご不明な点などがございましたらお気軽にご相談ください。。

 

詳しくはこちらの「雨どい工事(修理・交換)」をご覧ください。

 

【③雨どいの交換時期は?】

雨どいは複数の部材を接合して構成されているため、もし破損しても部分的に修理できます。

しかし、雨どいの劣化が激しい場合や部材が生産停止になり、調達ができない場合は、雨どいすべて交換する必要があります。

 

また、雨どいにも耐用年数というものがあります。

雨どいの交換時期は築15〜20年とされています。

 

ただし、雨どいは風雨など過酷な環境にさらされているため、早くに交換が必要になる可能性もあります。

年数が経過すれば劣化も進みますから、交換が必要なくても清掃や補修などのメンテナンスはする必要があります。

 

不具合を起こしたまま放っておいてしまうと、さらに被害は広げてしまい、結果的に短い期間で交換が必要になる可能性もありますので、状態が悪くなっていないか定期的に点検を実施し、状態に応じて適切な処置を行いましょう。

 

中山建装は無料で建物診断を実施しております。

お住まいのメンテナンスのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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