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塗装工事の付帯部分に含まれる軒天井と雨樋を塗装しましたので現場レポートにてご紹介していきます。軒天井は屋根の裏側に張ってある木板のことです。軒天井に張られているのは合板が一般的ですが、建物によってはケイカル板が張られているところもあります。ケイカル板は木部のように腐食することはありませんが、湿気や水分に多く触れる環境だとカビや苔が発生することもあり美観は低下します。また、当然のことですが合板の場合は水を含むと耐久性が低下して腐食しますので注意が必要です。

軒天井は湿気がこもりやすいというのが弱点で、この環境により劣化を早めてしまいます。外壁はまだ綺麗だけど軒天井は汚れや腐食が始まっているとなると、このタイミングで塗装をするべきか悩むところ。こういったことが起こらないように、軒天井に塗装する塗料にもこだわることが大切です。軒天井の劣化原因が湿気の場合は透湿性のある塗料を使用するといいでしょう。苔やカビが気になる方は防藻性や防カビ性のある塗料を使用するなど、建物の環境に適した塗料を選ぶことが大切です。

雨樋も経年劣化により色褪せや歪みが出てくるので塗装をしてあげましょう。雨樋を塗装すれば建物も引き締まり美観が向上します。塗装工事は外壁や屋根の他に付帯箇所もしっかり塗装してあげることが大切で、環境に適した塗料を選定しておくことが長持ちするポイントです。困っていることや悩んでいることがある場合は専門業者に相談してアドバイスしてもらいましょう。

業者選びについてはこちらの「工事業者の選び方」をご覧ください。

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