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大阪府堺市の現場にて屋根の仕上げ塗装を行いましたので現場レポートをご紹介します。屋根の下塗りが完了しましたら中塗りの工程になります。注意しておくことは塗装した後はしっかり乾燥時間を設けることです。塗料がちゃんと乾いていないと施工不良を起こしてしまう可能性がありますので要注意です。

乾燥時間は施工マニュアルに指示されていますので、それを基準に天候や気温など状況に合わせて確認して適切な乾燥時間を判断していきます。現場やその日の状況に合わせて対応することが大切ですので、これまでの経験がとても重要になります。

中塗りが完了したら次は上塗りです。塗装は下塗りを含めて基本3回行います。ただし、大事なことは回数ではなく塗膜の厚さになります。3回塗装をしても十分な厚みの塗膜になっていない場合は、そのままでは耐久性に関わってきますので再度塗り重ねて厚みを増やしていきます。

屋根材の他に屋根板金も塗装します。屋根板金は経年劣化で錆が発生しますので、下塗りでは錆止めを塗布していきます。

屋根板金は風で飛ばされてしまう事故も起こっておりますので状態には注意しておきましょう。

屋根板金の修理についてはこちらの「屋根板金工事」をご覧ください。

塗装が完了です。上記の写真を見ていただくと屋根材の上に溜まる雨水が弾かれているのがわかるかと思います。塗装をすることで屋根材が水を吸わず撥水するようになりますので屋根材が痛みにくくなります。また、屋根材の下にあるルーフィングの劣化も抑えることができますので、屋根を長くきれいな状態のまま維持していくことができます。

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