雨漏りを防ぐベランダ・バルコニーの防水工事の必要性
投稿日:2022年6月15日 更新日:2024年4月11日
外壁や屋根の塗装や葺き替え工事なども必要なメンテナンスですが、ベランダやバルコニーの防水工事もしていますか?
ベランダやバルコニーは雨に濡れる場所ですからちゃんと防水性が保たれていなければ水を染み込んで雨漏りしてしまいます。
ここは人に見られませんので、ついついそのままにしてしまうこともあるかもしれませんが、定期的にメンテナンスをしておかないと建物を傷めてしまう原因になります。
今回はベランダやバルコニーの防水工事の必要性や工事のポイントをお伝えします。
【防水工事が必要な理由】
ベランダやバルコニーは雨が降っても水が染み込まないように防水されています。
その防水もずっと性能を落とさずに維持できるものではなく、年数の経過で徐々に防水性能が落ちて水が染み込みやすくなってきます。
水が染み込む状態が長く続けばいずれ雨漏りしてしまいます。
防水工事が必要な理由はこの雨漏りを防ぐためです。
雨漏りは建物への被害も大きく、寿命を縮める原因となります。
ベランダやバルコニーは雨漏りを起こしやすい場所なのはご存知ですか?
雨漏りの発生箇所で多いのは、屋根と窓、ベランダ(またはバルコニー)です。
ベランダやバルコニーの防水を保つことがこれからも長く建物を使っていけることにつながりますので、もし傷んでいたり、メンテナンスをしないままになっている場合は防水工事をご検討ください。
【メンテナンスのタイミングは年数と劣化症状】
定期的にメンテナンスが必要でも、どのタイミングで工事をすればいいかわからないかもしれません。
防水工事のメンテナンスのタイミングは年数と劣化症状です。
年数は施工されている防水工法によって違ってきますが、どの工法にも目安となる耐用年数があります。
耐用年数を超過している場合は防水性能が落ちている可能性が高いですから、なるべく早めに防水工事することをおすすめします。
また、劣化症状もメンテナンスをするサインとなります。
劣化すると以下の症状が出てきますので工事を検討するご参考にしてください。
【ベランダやバルコニーの防水の劣化症状】
・防水塗装の色あせ
・防水塗装のひび割れや剥がれ、ふくれ
・汚れやコケの付着
・シート防水の捲れや反り
ベランダやバルコニーは人に見られない場所なため、見栄えさえ気にしなければ大丈夫と思うのは要注意です。
汚れの付着や色あせ、美観性の低下なども防水性能を落としているサインとなりますので、上記の症状が見られる場合は一度専門業者に状態を見てもらうことをおすすめします。
中山建装は無料で建物診断を実施しております。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
【防水工法の種類】
防水工法は以下の種類があります。
・ウレタン防水
・FRP防水
・シート防水
・アスファルト防水
それでは各工法について以下にご説明いたします。
【ウレタン防水】
ウレタン防水はウレタン樹脂塗料を塗って防水層を作る工法です。
塗料を塗り重ねて防水層を作りますので、柔軟性があり複雑な形状でも施工することができます。
耐用年数は10年ほどです。
塗り重ねができるのが特徴なため次のメンテナンスもしやすいです。
【FRP防水】
FRP防水は現在の住宅に多く採用される防水工法です。
樹脂とガラスマット(繊維強化プラスチック)を組み合わせて防水層を作り、その上にトップコートで保護する構成になっています。
耐用年数は10年ですが、5年周期でトップコートを塗装する必要があり、メンテナンスの頻度は多いですが、工期は短く1〜2日で終えることができます。
強度もありますからベランダやバルコニーなどの歩行する場所に適しています。
【シート防水】
塩化ビニールやゴムシートを敷いて防水層を作る工法がシート防水です。
塗装のような塗膜のひび割れや剥がれの心配がなく、ビルの屋上のように面積が広い場所にも施工可能です。
ただし、設備機器があったり、複雑な形状の場所だと施工が難しく適していません。
耐用年数は15年ほどですが、メンテナンスをするときはシートをすべて張り替える必要があります。
【アスファルト防水】
ルーフィングを敷設して防水する工法がアスファルト防水です。
耐久性が高く耐用年数は15〜30年と他の防水工法よりも長くなっています。
ビルの屋上など施工面積が広い場所によく用いられています。
施工手間がかかり、ルーフィングを接着するときも臭いを発するため、工事をするときは近隣への配慮が必要です。
防水工事についてはこちらの「屋上・ベランダ防水工事」もご参考にしてください。
【笠木や手すりのメンテナンスも忘れずに!】
ベランダやバルコニーにあるちょっと低めの壁のことを腰壁といいます。
腰壁の上には水が入らないように笠木が被せられてあり、そこに手すりを設けているものもあります。
ベランダやバルコニーの防水工事をするときは笠木や手すりのメンテナンスも忘れてはいけません。
ここから水が入ることもありますのでご注意ください。
水が入ってしまうと壁内に水がまわり防水シートや下地などを損傷させてしまいます。
また、状態がひどくなれば水は下に流れて雨漏りしてしまいます。
笠木と手すりは以下のメンテナンスをしておきましょう。
・笠木継ぎ目のコーキングの打ち替え
・手すりのパッキン交換
コーキングとパッキンは水が入らないように防水がされています。
ここの箇所が劣化していると水が入ってしまいますのでご注意ください。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」もご参考にしてください。
【外壁や屋根の塗装の時は防水工事もご一緒に!】
ここまでベランダやバルコニーの防水工事についてお伝えしてきました。
これからも長く建物を維持していくためには防水工事も欠かせません。
防水工事をすることで建物を守ることにつながりますのでメンテナンスはしっかりしていきましょう。
外壁や屋根の塗装をする際はベランダやバルコニーの防水の状態も一緒に見てもらうことをおすすめします。
同じタイミングで工事をしておくことでメンテナンススケジュールも合わせやすくなり、今後の建物の維持管理もしやすくなります。
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