これから屋根塗装をご検討中の方が知っておきたい下地処理と下塗りの重要性
投稿日:2022年9月19日 更新日:2024年4月11日
屋根塗装工事は数十万円もかかる高額工事です。そう簡単にやり直せる工事ではありませんから、後悔や失敗はしたくないですよね。
後悔や失敗しないためには、工事を始める前に屋根塗装について知っておくことが大切です。
しかし、中々一から屋根塗装について調べるのは大変ですよね。
屋根塗装で大事なことは下地処理と下塗りを徹底的に行っていることです。
下地処理と下塗りが適切にされていないと塗装は長持ちしませんから、屋根塗装をご検討している方は、ぜひここで解説する下地処理と下塗りの重要性を押さえておきましょう!
【なぜ屋根塗装は下地処理と下塗りが大事?】
下地処理と下塗りは屋根が仕上がってからだと見えなくなってしまう作業です。
見栄えだけなら下地処理や下塗りはそこまで影響はないかもしれません。しかし、屋根塗装は見栄えだけでなく、しっかり下地に塗装を定着しておかなければいけません。
その下地への定着を下地処理と下塗りが担っています。
それでは下地処理とはどんな作業なのか、下地処理や下塗りの重要性を解説していきます。
【下地処理はどんなことをするの?】
屋根塗装の下地処理は以下の作業があります。
【屋根塗装の下地処理】
・高圧洗浄
・ケレン
・シーリング工事
・補修
下地処理はどんな作業なのか、簡単に説明しますと塗装が定着するように下地を整える作業のことです。
下地処理は一つの作業を指すのではなく、いろいろな作業があります。下地処理の中でも補修作業は塗装前にかならず行っておきましょう。
屋根は風雨や太陽の紫外線などにさらされて過酷な環境にあります。屋根材の破損やシーリングの劣化、棟板金の釘抜けなどの劣化症状が出ていますから、そのまま塗装をするのではなく、ちゃんと補修を行ってから塗装をしてください。
破損や不具合を起こしているところをそのままに残しておくと、後々トラブルを起こす恐れがあります。
せっかく工事をしても不具合が起きてしまうと余計な修理工事を行わなければいけません。屋根工事は足場も必要なため、工事をやり直すことになると負担も大きくなりますからご注意ください。
【下地処理が適切でないと塗装は長持ちしない】
下地処理は塗装が定着できるように整えてあげる作業です。もし、適切に下地処理がされていないとどうなるのか気になりますよね。
結論から申し上げますと、屋根のようにダメージを負いやすいところでちゃんと下地処理がされていないと塗装はすぐに剥がれてしまいます。
また、屋根のように雨を直接受ける場所では、雨漏りのリスクも懸念しておかなければなりません。屋根からの雨漏りも多く発生しておりますので、しっかり補修などを行って不具合を起こしているところは完璧に直しておくことが大切です。
一度でも雨漏りしてしまうと建物の寿命を縮める要因となりますのでご注意ください。
屋根の下地処理については「屋根塗装の耐久性を左右する下地処理の重要性」でも詳しく解説しておりますので、良ければこちらもご参考ください。
中山建装は雨漏り修理も承っております。詳しくはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。
【下塗りは接着剤の役割がある】
下地処理の大切さをお伝えしたところで次は下塗りです。
下塗りは下地処理の後に行う作業です。塗装は下塗り→中塗り→上塗りの基本3回塗りです。
その3回塗りの中で下塗りだけは目的が違い、下地への密着性に関わる塗装工程になります。
下塗りに使うのはシーラーやフィラー、プライマーなどの下塗り剤です。これらの下塗り剤は下地と上塗り剤を結ぶ接着剤のような役割があり、塗装の耐久性を上げる効果があります。さらに塗料の吸い込みを防ぐ効果もあるため、ムラができず美しく塗装を仕上げることができます。
下塗りのポイントは以下の2つです。
・塗装の密着性を上げる
・塗料の吸い込みを防ぎ、美しく塗装できる
下塗りは通常1回塗りですが、下地が傷んでいる場合は塗料の吸い込みが多くなります。
ただ塗装されていればいいというものではなく、必要な塗膜厚さがあるため、1回塗りでは足りない場合、2回、3回と塗り重ねて塗料メーカーが推奨する塗膜厚を確保することが大切です。
下塗りについてはこちらの「塗装工事の下地処理、下塗りは非常に重要です」もご覧ください。
【スレート屋根は縁切りも必要】
スレート屋根の塗装には、もう一つ縁切りという大事な工程があります。
先に申し上げますと、縁切りは雨漏りを防ぐ大事な工程です。
縁切りは屋根に隙間を設ける作業で、隙間を設けることで通気や水の逃げ口を作ります。
スレートのように隙間があまりない屋根を塗装すると、塗膜で隙間を塞いでしまい屋根を密閉してしまいます。
密閉された屋根は水が入っても逃げ口がないため、屋根材の下で溜まってルーフィングや野地板などを痛め、直に水が染み込むようになり、やがて雨漏りを引き起こします。
せっかく塗装をしても雨漏りを起こしてしまったら意味がありません。これから屋根塗装をお考えの方は縁切りについてもよくチェックしておきましょう!
現在では縁切りをタスペーサーで行うのが一般的です。縁切りやタスペーサーの詳しいことについては下のページをご覧ください。
「タスペーサーの重要性 ~雨漏りから屋根を守る、タスペーサーとは」
【手抜き工事を防ぐ対策】
下地処理は上塗りをすると見えなくなってしまいます。
隠れてしまうことを逆手にとって下地処理を省く悪徳業者もいますから、騙されないようにご注意ください。
手抜き工事を防ぐ対策は以下の4つです。
①点検時や工事の施工前、施工後の写真を撮ってもらう
②見積もりの内訳を詳しく書いてもらう
③よく見積もりをチェックする
④業者から細かく説明をもらう
施工写真は工程ごとに写真を撮ってもらい、自分でもどんな作業を行ったか確認できるようにしましょう。
屋根は下からだとどうなっているかわかりません。作業しているところもよく見えませんので、業者を信じるしかないというのは、よほど信頼関係ができている業者でないかぎり難しいはずです。
それこそはじめて工事を行う方は不安を感じてしまうでしょう。
これから屋根塗装を行う方は、上記で挙げた4つの対策を行って、信頼のできる業者に工事を依頼しましょう。
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無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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