メンテナンスのサイン!防水が劣化してくると現れてくる症状は?
投稿日:2023年1月31日 更新日:2024年4月11日
みなさんは防水工事を定期的に行なっていますか?
防水工事は屋上やベランダ、バルコニーなどに施工されています。防水が古くなっていると雨漏りを引き起こすリスクが高くなり、建物に甚大な被害を与えてしまいます。
大切な建物をこれからも維持していくためには、メンテナンスのタイミングを逃さずに防水工事をしていくこと。そのためには劣化症状を知っておくことが大切です。
本日は防水の劣化症状をお伝えしていきます!
【なぜ防水工事が大切か】
防水の劣化症状をお伝えする前に、なぜ防水工事が大切かお伝えします。
防水の劣化で一番注意しなければいけないのが雨漏りです。
雨漏りは屋内に水が流れ込み、建物の構造体や内装材に多大なダメージを与えてしまいます。老朽化を早め、カビの発生や水が滴り落ちてくるなど、普段快適におくれている生活もまともにできなくなってしまうでしょう。
建物のメンテナンス工事には、外壁塗装やコーキング工事、屋根工事などがあり、どれも長期的に建物を維持するために必要な工事です。防水工事というと先ほどの工事と比べるとあまり意識されていないような感じですが、防水がされているところは、雨漏りを起こしやすい場所であることをぜひ覚えておいてください。
被害が出てしまってからでは遅く、雨漏り修理は規模が大きくなる傾向にあって費用も掛かります。外壁塗装など建物のメンテナンスが必要な時期になりましたら、雨漏りを防ぐために防水工事も行っておくことが大切です。
当社は雨漏り修理も承っております。詳しくはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。
【防水の耐用年数と劣化症状】
【防水工法】 | 【耐用年数】 |
ウレタン防水 | 約10年 |
FRP防水 | 約10年(5年周期でトップコートの塗り替え) |
シート防水 | 約15年 |
アスファルト防水 | 約15〜30年 |
防水工法は「ウレタン防水」「FRP防水」「シート防水」「アスファルト防水」の4つの工法があります。各防水工法の耐久性は異なり、上記の表が耐用年数となります。耐用年数もメンテナンス時期の目安となります。
耐用年数の他に防水が劣化すると以下の症状が出てきます。
・塗膜の劣化
・コーキングの劣化
・雨水が溜まる
・シート防水の捲れ
・コケやカビの繁殖
・雨漏り
メンテナンスのタイミングは「耐用年数」と「劣化症状」が目安です。
年数の経過と一緒に以下でご説明する劣化症状がないかチェックして、メンテナンスのタイミングをご検討ください。
【塗膜の劣化】
塗膜の劣化はウレタン防水やFRP防水の塗装で防水層をつくる工法に現れる症状です。
塗膜の劣化症状には、
・色褪せ
・剥がれ
・ひび割れ
・チョーキング
・塗膜の膨れ
などがあります。
塗膜が劣化すると水が染み込みやすくなり、屋内に水が流れやすくなるため、上記の症状が確認できたら塗り替えをご検討ください。トップコートを塗布している場合は、5年周期で塗り替えが必要です。
【コーキングの劣化】
コーキングは建物の隙間や外壁の目地、接合部などに充填されている防水剤です。太陽の紫外線や風雨などが原因してコーキングが劣化してきます。
防水工事だと床の目地やパラペット、笠木の継ぎ目に施工されています。ひび割れ、破断、収縮による隙間、剥がれなどの症状が出ていると水が侵入しやすくなります。
コーキング工事についてはこちらの「コーキング(シーリング)工事とはどんな工事?」をご覧ください。
【雨水が溜まる】
ベランダや屋上などの床は平らに見えますが、水が排水口に流れていくように勾配(傾斜)がつけられています。通常なら水が溜まることはありませんが、経年劣化で下地が歪んでいたり、防水層が浮いていたりすると水の流れが悪くなり、床面に雨水が溜まります。防水とはいえ長期間水に触れ続けると劣化を早めることになります。
【シート防水の捲れ】
シート防水は塩ビシートやゴムシートを敷いて防水層をつくる工法です。太陽の紫外線や風雨などが原因して防水シートは劣化してきます。
防水シートの捲れや反り、収縮による隙間などの症状がでていると下地が露出して水が染み込みやすくなります。雨漏りを引き起こすリスクが高くなりますので、早めに対処する必要があります。
【コケやカビの繁殖】
床面や継ぎ目などにコケが発生している場合もメンテナンスのサインです。塗膜防水の場合はコケが発生してこないように防藻性という機能を備えています。
もし、コケが発生している場合は、性能が低下しています。また、コケが繁殖して防水層を浮かしてしまう可能性もあります。どちらも水が侵入しやすくなる原因となりますので、メンテナンスをご検討していただく時期です。
【雨漏り】
雨漏りの症状には「天井や壁に水シミがある」「窓枠が濡れている」「水が滴り落ちる音がする」「カビが発生している」「湿気が多い」などがあります。
雨漏りは建物の寿命を縮める恐れがありますので、少しでも疑わしいところがありましたら放置せずに早急にご連絡ください。
また、雨漏りは必ずしも目視できるとはかぎりません。天井や壁の内側で留まることもありますので、問題がないかチェックするために定期的に点検することをお勧めします。
防水工事についてはこちらの「雨漏りを防ぐベランダ・バルコニーの防水工事の必要性」もご参考にしてください。
【定期的な点検が被害を防ぎます!】
防水の耐用年数と劣化症状はメンテナンスをご検討していただく目安となります。
・塗膜の劣化
・コーキングの劣化
・雨水が溜まる
・シート防水の捲れ
・コケやカビの繁殖
・雨漏り
年数の経過と一緒に上記の症状がでていないかチェックしておくことが大切です。
しかし、普段から防水の状態を確認するのは大変かと思います。メンテナンスのサインを見逃してしまう可能性もありますので、定期的に専門業者による点検の実施をおすすめします。
中山建装は無料で建物診断を行っております。防水工事も承っておりますのでお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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