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それでは前回の屋根の棟板金補修工事の続きをお伝えしていきます。前回の現場レポートでは既存の棟板金を取り外して補修を行いました。既存の板金は錆が発生していて塗装も劣化で色褪せています。このままではさらに錆が広がってしまうため塗装を行っていきます。

最初の工程はケレンがけです。上記の写真を見ての通りだいぶ錆ついているのが分かるかと思います。鉄の錆は程度がひどいと強度が低下していて適切な下地処理ができないことがあります。下地処理がしっかりされていないと塗装の剥がれが起こる可能性がありますので、症状が悪化する前に対処することが大切です。

下地処理についてはこちらの「施工の際の下地処理」をご覧ください。

下地処理が終わりましたら塗装の工程に入ります。塗装は下塗り、中塗り、上塗りの合計３回塗るのが基本ですが、素材や状態によって再度塗り重ねることがあります。また、鉄部には下塗りに錆止めを塗布することもあり、現場の状況に合わせて適切に判断して施工していきます。

屋根は雨漏りを起こしやすい場所にもなりますので、常に状態は気にかけておくことが大切です。一度でも雨漏りを起こしてしまうと建物の耐久性が低下するばかりか普段の生活にも支障をきたします。大切な建物を長持ちさせていくためにも適切なタイミングでメンテナンスを行っていきましょう。

雨漏りについてはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。

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