外壁塗装で実施する鉄部の種類を解説|錆びる前の塗装が住まいを守ります
投稿日:2026年10月17日
建物には屋根や外壁の他にも様々な部材が取り付けられています。塗装工事では、このような建物に付属する部材を「付帯部」と呼んでいます。今回はこの「付帯部」の中に含まれる「鉄部」についてお話しさせていただきます。
付帯部にはセメント系や木部、金属といったいろんな素材の部材があります。「鉄部」はその名称どおり金属部材のことを指しています。金属の中でも鉄(建築に使われる鉄は一般的にスチール、鋼と呼ばれる金属です)やトタンは経年劣化で錆びてきます。
酸化が進むと材自体が朽ちてしまうため、それを防ぐために必要なのが塗装です。建物の鉄部には、階段や手すり、雨戸など塗装が必要な金属部材が数多くあります。塗装工事を実施する上で、どこを塗装するのか把握しておくことはとても重要なことです。
そこで本記事では、外壁塗装で実施する鉄部の種類と塗装を行うべき理由についてわかりやすく解説します。
外壁塗装で実施する鉄部の種類
ここでは、外壁塗装の際に塗装することの多い代表的な鉄部をご紹介します。
ただし、取り付けられている鉄部は建物によって異なり、業者も対応が違いますので、工事の際はご自身でも塗装箇所を把握しておきましょう。
鉄骨階段・手すり
アパートや2階建て住宅の外階段、ベランダや玄関まわりの手すりは、人が触れる機会が多く、雨水に触れやすい鉄部です。踏み面の接合部や溶接部分から錆びやすく、強度が落ちると崩落の危険にもつながります。塗装時には、ぐらつきや腐食の有無もあわせて点検してください。
雨戸・戸袋・シャッターボックス
雨戸や戸袋、シャッターボックスは鉄が使われています。サッシ枠はアルミですが、この鉄が使われている部分は経年劣化で錆びてきます。錆びてしまうと開閉操作に支障をきたす可能性があるため、外壁塗装ではほぼ必須で含まれる部材です。
庇(ひさし)または霧よけ、水切り
窓の上の庇(霧よけともいいます)や外壁・窓の下部にある水切りは、雨水が常に流れる場所です。錆びることで部材の破損や雨漏りにつながる可能性があります。水切りは小さな部材のため見落とされがちですが、色褪せたままだと、塗装できれいになった外壁から浮いてしまい悪目立ちしてしまいます。塗り忘れにはお気をつけください。
ベランダ笠木
笠木とは天端(上端)に取り付ける部材のことです。笠木は石材や金属、セメントなどの素材があり、ベランダ笠木に使用されているのは金属が一般的です。
アルミやガルバリウム鋼板も増えてきていますが、トタンが使われている場合は、錆を防ぐために定期的に塗装が必要です。ベランダ笠木からの雨漏りも多いため、シーリングのメンテナンスも含めて塗装しましょう。
門扉・フェンス
門扉とフェンスは住まいの印象に影響を与えます。通行する人に見える場所なので見栄えを保っておきたいところです。また、錆びてしまうことで破損につながり、開閉操作といった使用上に支障をきたす可能性もあります。
門扉やフェンスは業者によっても対応が異なり、オプション扱いになる場合があります。塗装するだろうと確認せずに工事を始めてしまうと思わぬトラブルにつながるかもしれませんので、門扉やフェンスの塗装もご希望している方は、必ず業者が提示する塗装箇所をしっかりと把握しておきましょう。
棟板金などの屋根の鉄部
棟板金などの屋根の鉄部は外壁塗装ではなく、屋根塗装で実施されます。しかし、日本瓦のような塗装しなくても大丈夫な屋根だと、この屋根板金が放置されてしまっていることがあります。
一般的に屋根板金はトタンが使われていることが多いので、日本瓦などの塗装不要な屋根の場合は、外壁塗装の際に屋根板金の塗装も実施することをおすすめします。
鉄部は錆びる前に塗装することが大切です!
鉄部の塗装で最も重要なのは、錆びてしまう前に塗り替えることです。鉄は水分と酸素に触れると酸化し、赤茶色の錆が発生します。鉄部は雨風や紫外線にさらされ続けるため、塗膜で表面を保護して錆の発生を防いでいます。しかし、塗膜は年月とともに劣化して保護性が弱まります。
塗装をせずに放置すると錆はさらに症状を悪化させ、やがて腐食して穴が開きます。金属部材は雨仕舞い(水の浸入を防ぐ処置のこと)の用途で取り付けられているものもあり、腐食して穴が開いているとそこが水の侵入口となり、雨漏りへと被害を大きくさせるリスクがあります。
また、屋外にある鉄骨階段も腐食により強度が落ちて崩落する事故が発生しています。階段や手すりなどの人が日常的に使う場所は、特に安全性を保てるように、厳格な維持管理をご計画ください。
鉄部塗装については以下の記事もぜひご参考にしてください。
まとめ|気になる症状があれば、中山建装にご相談ください!
いかがでしたか?ここまで鉄部の種類や塗装が必要な理由についてお話しさせていただきました。鉄やトタンは水分に触れることで酸化し、脆弱化を進めます。
腐食まで起きると強度や機能、安全性が低下します。人が触れるところでは大きな事故につながる危険性もありますので、鉄部は定期的に塗装し、正常な状態を維持できるようにしましょう。
中山建装では建物診断や見積もりを無料で実施しております。気になる症状があれば診断いたしますので、何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!
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