劣化症状・損傷別に雨樋の修理方法を解説!
投稿日:2023年1月22日 更新日:2024年4月11日
「雨樋が壊れてしまった!」
こんな時にどんな修理をすればいいかわかりませんよね。
雨樋工事にもいろいろな種類があり、症状に合わせて適切な工事をしないと余計なコストがかかってしまいます。
本日は劣化症状・損傷別に雨樋の修理方法を解説していきたいと思います!
【劣化症状・損傷別 雨樋の修理方法】
雨樋の修理方法は、
・雨樋交換
・雨樋の部材交換
・雨樋の補修
・雨樋の清掃
などがあります。
「雨樋が壊れてしまった!」「雨樋から水がポタポタと落ちてくる」「雨樋から水が溢れ出してくる」などなど、不具合を起こしている症状もそれぞれあるはずです。
雨樋修理をするときに重要なポイントになってくるのが、症状に合わせて適切な修理を行うということです。
必要ない工事まで行ってしまうと、その分のコストが余計にかかってしまいますので、症状に対して本当に必要な工事なのかを判断できるようにしましょう。
それではさっそく症状別に修理方法を解説……と言いたいところですが、その前に雨樋についてぜひ知っておいていただきたいことがありますので、次に解説していきます。
【雨樋の重要ポイント!雨樋は複数の部材で構成されている】
修理方法をお伝えする前に知っておいていただきたいことがあります。
それは「雨樋は複数の部材を接合して構成されている」ということです。
雨樋といったら屋根のところで横に伸びているものや外壁に沿って屋根から地面に下りているものすべてひっくるめて雨樋ですよね。
おそらくほとんどの方は、建物に取り付けられているすべてを雨樋と認識されているかと思います。
もちろんそれで間違いないのですが、前述した複数の部材を接合して構成された全体が雨樋でして、各部材には一つ一つちゃんと名称が付けられています。
たくさんの種類がありますので、ここでは全部書きませんが、メインの部材だと「軒樋」「縦樋」「集水器」があります。
雨樋修理は「複数の部材を接合して構成している」ということがポイントでして、部材を調達できれば部分的に交換することも可能ですし、ちょっとした水漏れなら補修や水漏れしているところの部材を交換するだけで直すことができます。
部材を部分的に交換ができるという事実を知らないと、すべて交換しなければいけないと思うはずです。
雨樋を全部交換するよりも部材を部分的に交換する方が修理代は安く済みます。ですから、雨樋は複数の部材で構成されていて部分的に部材を交換ができる、ということをぜひ覚えておいてください。
雨樋の部材名や劣化症状についてはこちらの「雨どい、こんな症状が出たら要注意!」もご参考にしてください。
【ちょっとした隙間や水の流れの調整は補修で大丈夫!】
水漏れを起こしやすいのは、屋根の軒先にある軒樋です。
軒樋は経年劣化してくるとこの継ぎ手のところに隙間ができて、そこから水が漏れてきます。
このようなときは隙間にコーキングや専用の接着剤を充填して隙間を塞いで直します。
また、飛来物などの衝撃で雨樋に穴が開いてしまうこともあります。
部材が破損してしまっている時は部分交換で対応することをおすすめします。応急処置ではありますが、アルミテープで穴を塞ぐこともできます。
しかし、長期的に見るといずれ不具合を起こす可能性があります。近いうちに外壁塗装など足場を設置する工事をするという時は、とりあえずアルミテープで応急処置をして、足場を設置した後に本格的に修理をするというのでもいいでしょう。
【現行品の雨樋なら部材が破損しても部分交換ができる】
部材が破損してしまった時は、部材を調達して部分交換しましょう。
部分交換で注意が必要なのは、交換する雨樋が現行品か廃盤品かです。
雨樋は定期的に商品の入れ替えがありますので、古いシリーズのものだと廃盤になってしまい、部材を調達できないことがあります。
雨樋にはメーカー名と品番がありますので、それを見て今でも部材を生産しているか調べることができます。
現行品なら部分交換が可能で、雨樋をすべて交換するよりもコストを抑えられます。
交換したところと元々の雨樋で色の違いは出てしまいますが、塗装をすれば目立たなくできますので、部分交換をする時は一緒に外壁塗装もご検討ください。
当社は外壁塗装も承っております。詳しくはこちらの「外壁塗装」をご覧ください。
【大きく壊れてしまった時や廃盤で部材がない時は雨樋の全交換】
前述しましたが、雨樋の部材は年数が経っていると廃盤になっている可能性があります。
もし、廃盤品の雨樋を修理するとなると部材を調達できないため、雨樋をすべて交換することになります。
なるべく廃盤を避けて長期的に補修で維持したい場合は、後継機種を継続的に販売しているロングセラー品を選ぶことをおすすめします。
【水が溢れてしまう時は雨樋の全交換で解決!】
近年のゲリラ豪雨や台風などで雨樋から水が溢れてしまうことが起きています。雨樋には排水量があり、それを超えると水が溢れてしきてしまいます。容量を超えて水が溢れてくるのをオーバーフローと呼んでいます。
昔の半丸型の軒樋は集水能力が低く、水が溢れてきやすいため、現在では集水量の多い角型の軒樋が主流になっています。
もし、すぐに雨樋から水が溢れてきてしまう場合は、容量オーバーになっている可能性がありますので、排水量を補える雨樋に交換すると解決できます。
【水の流れが悪い時はゴミ詰まりが原因。そんな時は雨樋の清掃を!】
軒樋や集水器はお椀状になっていますので、落ち葉や砂埃などゴミが溜まりやすくなっています。
ゴミが溜まると水の流れが悪くなり、水漏れや劣化を早める原因になります。
雨樋の中にゴミが溜まっている場合は、排水を滞らせないように清掃をしましょう。雨樋にはゴミが入りにくくなる落ち葉除けネットもありますので、ぜひこちらもご検討してみてください。
中山建装は雨樋修理も承っております。詳しくはこちらの「雨どい工事(修理・交換)」をご覧ください。
【雨樋工事なら中山建装におまかせください!】
ここまで症状別に雨樋の修理方法についてお伝えしてきました。雨樋は雨水を排水する大切な役割があります。不具合が起きていると建物の劣化につながってしまいますので、メンテナンスのタイミングは逃さないようにしましょう。
雨樋は高い場所に取り付けてありますので、中々不具合が起きていても気がつきにくいかもしれません。
気がついた時には雨樋が壊れていた、なんてことも起きかねませんので、定期的に点検しておくことをおすすめします。
中山建装は無料で建物診断を行っております。診断後はお客様に最適な工事プランをご提案させていただきますので、なにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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