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大阪府堺市の現場にて外壁塗装工事の現場レポートをご紹介します。ご依頼のあった建物は塗装の劣化により補修が必要な状態です。上記の写真ですが、これは打診検査をしているところです。

打診検査とは打診棒という道具を使い外壁を叩き塗装やコンクリートが浮いていないか確認する検査です。この検査はタイルを張っている外壁も同様に行います。外壁に浮きの症状が出ていると素材と躯体との間に空洞ができますので、打診棒で叩いた時に鈍い音が鳴ります。

浮いている箇所は躯体に密着していないため簡単に剥がれてしまいます。上記の写真は検査により浮きを確認し、塗装を剥がしたところです。浮きの出ているところは水が入っている可能性もあり、建物そのものの状態を悪くさせてしまう原因となります。

今回の現場はコンクリート躯体ですので水を吸収して劣化を進行させます。躯体は建物にとって非常に重要な構造体です。躯体の損傷がひどくなれば当然修理が必須で工事する規模も大きくなってしまいます。損傷がひどくなってからでは遅いので、劣化症状を確認できたら早急に直しておくことをおすすめします。

浮きが確認できるところが複数ありましたので、不具合のある箇所をすべて直していきます。今回の現場レポートはここまでですが、次回では剥がした箇所を補修して塗装をしていく作業をご紹介していきます。それでは次回の現場レポートまでお楽しみにお待ちください！

塗装の劣化はいろいろな症状であらわれてきます。こんな症状が出たら塗装する時期が来ているという目安にもなりますので、しっかりとどんな症状なのかチェックしておきましょう！

詳しくはこちらの「こんな症状には要注意」でお伝えしていますので良ければご参考にしてください。

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