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今回の現場レポートは屋根の下塗り作業をご紹介します。下塗りはケレンなどの下地処理を終えた後に行う工程です。下塗りの段階では選んでいただいた色の塗料を塗るのではなく、下地との密着性を高めるシーラーや素地調整剤のフィラーを塗布していきます。シーラーやフィラーを塗ることで下地と塗料がより密着して剥がれにくくなりますのでとても重要な工程となります。

下塗りせずにそのまま仕上げ剤を塗ってしまうと下地とうまく密着せず剥がれてしまう恐れがありますので、いくらグレードの高い塗料を塗っても意味がありません。塗装の耐久性に関わってくる工程ですので、しっかり正しい施工で下塗りをしていくことが大切です。

下塗りに使うシーラーやフィラーは採用した仕上げ剤の塗料との相性がありますので、適切なものを使う必要があります。材料は施工マニュアルに指示されていますので、これから塗装を考えている方は正しい材料が使われているかしっかり確認しましょう。

屋根は一番上にある大屋根と一段下がったところにある下屋根があります。両方の屋根がある場合はどちらも塗装をするのが一般的です。見積もりの時はどの屋根を塗装するか記載していないこともありますので、見積もり時にどこを塗装するか確認しておくことをおすすめします。

見積もりについてはこちらの「見積もりの落とし穴」をご覧ください。

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